「『青汁王子』が株価大暴落で巨額損失」のニュース記事。7年前「青汁王子」こと青年実業家のM氏が設立した通販会社「メディアハーツ」による、定期購入商法に関する相談が全国の消費生活センターに多数寄せられた。アフィリエイト広告を駆使した、いわゆる「詐欺的な定期購入商法」の事業モデルを作り上げたM氏は、青汁の大ヒットで一気に億万長者となりマスメディアに何度も登場した。その手法は瞬く間に通販業界に広がり、一獲千金を狙う悪質業者が次々と参入、有名な大企業まで負けじと参入、いまや同商法は一大産業(?)を形成している。
その発展(?)に寄与したのは、生ぬるい規制で良しとしている消費者庁だ。結果的に消費者庁ではなく国税庁が法人税法違反で逮捕。その後、定期購入商法からは足を洗ったM氏だが、その後も投資家やYoutuberとしてしっかり稼いでいた。今回信用取引で20億円もの損失を被ったM氏だが、へこたれることはないようである意味すごい青年だ。元祖のモノマネで荒稼ぎしている今の経営者連中は抜かりなく法人税対策しているんだろうな。脱税するほどの収入のない身は身体だけが頼り。青汁でも飲んで寝るか。(上間)